Logosの「オート翻訳」をしばらく使ってみた

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Logosの機能にオート翻訳が搭載されて、1年ほど使ってみた感想です。

Logosを使うか迷う大きな理由の一つは、英語ができないからというものではないでしょうか。英語が読めないので、Logosを使いこなせないのではないか、あるいは持て余すのではないか、と思い、購入を躊躇する方もおられるかもしれません。

まず結論から言いますと、今回のオート翻訳機能はとても便利です!今までですと、本文をコピーして、翻訳サイトにペースト…などしていたかもしれません。しかし、この機能を使うと、同じページ内で、自動で翻訳してくれますので、ページを移動する手間が省けます。機能の詳細については、公式サイトの説明をご覧ください。

特に注目が、翻訳機能に採用されているのが、Deeplだということです。翻訳サイトはいろいろありますが、問題はその正確さと、読みやすさ(自然な日本語表現か)です。某大手の翻訳は可もなく不可もなく、といった感じですけれども、Deeplはより読みやすい印象を受けます(個人的に)。せっかく翻訳しているのに、翻訳文が読みづらかったら意味がありませんよね。その点、この採用は良かったのではないかと思います。参考までに。
【参照サイト:Google翻訳とDeepL翻訳を比較してみた

実際、「百聞は一見しかず」で試しに使ってみることをお勧めしますが、ただし、導入のハードルがあります。それは、オート翻訳機能を含むパッケージを購入しなければならないということです。購入には、大きく二つの選択肢があります。一つは、Logos10のパッケージ、もう一つはFeatureのアップグレードです。

オート翻訳機能はLogos10(Silver)以上に含まれます。しかし、全く初めて購入する場合、$999と高額なものとなっています。パッケージは一つ一つを定価で買うより何倍も安くなり、お得なのですが、実際全部の本を読むかと言えば、そうでもありませんので、実際お得かというと、そうでもないかもしれません。ですので、おそらくこの選択はほぼないのではないかと思います。

そこで、Featureのアップグレードを選択肢としてお勧めします。こちらは、機能だけを購入するイメージです。ただし、こちらもセット販売となっており、不要なものまでついてくるので、それ以外を必要ない人にとっては高く感じると思います。Featureには、Starter、Broneze、Silver、Fullの4種類あります。オート翻訳機能が含まれているのは、Bronze($549)からになります。

ただし、注意が必要なのは、オート翻訳機能が使用できる機材です(スマホ、Web、PCの3種類あります)。Bronzeで使用可能なのは、スマホのみです。Silver($699)はWebも、そしてFull($799)ではPCのアプリでも使用可能になります。もちろん、WebまたはPCアプリで使用するのが、大画面で便利であることは言うまでもありません。しかし、最低$699というのも、ハードルが高いことは事実です。そこで、スマホアプリの使い勝手はどうなのか、ということになります。個人的には、まず試しに使ってみる分には、スマホアプリでも十分だと思います。多少の手間はありますが、サイト間をコピペして移動しない分、大幅に時短になります。

まずは使ってみて、便利だと思ったら、さらにアップグレードするのもアリだと思います。アップグレードの場合は、次のグレードとの差額で購入できます。

それと、もう一つ注意点としては、翻訳機能には字数?制限があります。毎月更新されます。アプリ版でも「○」マークがあり、残りどのくらい翻訳できるのかわかりやすくなっています。ただし、これは普通に使う分なら、おそらく足りなくなることはないと思います。毎月4〜5の説教準備なら問題ありません。

いかがでしたでしょうか。オート翻訳機能があるなら、使ってみたいと思われたでしょうか。少し値が張るところがネックではありますが、英語だからとあきらめないで、ぜひ使ってみていただけたらと思います。個人的には、Featureは「Silver」をお勧めします。それは、オート翻訳機能だけではなく、他にも便利な機能があるからです。特に、「Sermon Manager」は便利です。毎月の説教などを管理する機能です。また今度紹介できたらと思います。

※それぞれのパッケージに含まれる機能の比較はこちらをご参照ください。

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