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クリスマスの諸集会を終えて(2025)

教会での、クリスマス関連の諸集会は全て無事に終わりました。クリスマスまでの日々を振り返ると、やはりどこの教会でもそうかもしれませんが、一年の中で一番忙しかったように思います。それでも、豊かな恵みにあずかる季節でもあり、感謝なことです。

今年のキャンドル・サービスは、初めての試みとして、個別のキャンドルを用意しました。これまでは、安全等を考慮して、本物のローソクを配布することはなかったのですが、それでは少し寂しいということで、LEDのものを準備しました。それはリモコン操作が可能で、灯火のタイミングで一斉につけることができ、例年とは一味違った演出となりました。

今年は、当日になって、キャンドル・サービスの様子がどんな感じなのかという問い合わせもありました。おそらく、うちはオーソドックスなスタイルの部類に入ると思いますけれども、聖書朗読や讃美歌、聖書の話という基本的な構成です。ところが、お電話をくださった方は、「楽しい感じ」を期待されていたようで、このような「厳かな感じ」と聞いて、少しがっかりされたような印象を受けました。それでも、夜になって来てくださり感謝でありました。

そこでふと思ったのですが、コンテンポラリーなキャンドル・サービスがあるとすれば、どのような感じなのでしょうか。賛美や聖書朗読以外に、何か「楽しい」プログラムがあったりするのでしょうか。規模の大きな教会では、聖歌隊や降誕劇などをやっていると思いますが、それは楽しい部類に入るのかもしれません。

やはり、教会の伝統と、あるいは私自身のこれまでの経験で、ある程度の制約というものがあるのかなと思わせられました。もちろん、楽しければいいという安直さではなくて、よりよりキャンドル・サービスを目指していくという精神は大事だなと思った次第です。

今年は、親しくしているカトリック教会の方からもキャンドル・サービスに誘われたのですが、職業柄、なかなか他教会に行くことができない(単純にイベントが重なり)のが、残念なことです。きっと、それぞれの教会(どの教派も)でも素晴らしい礼拝(ミサ)となったことだと思います。

世間は、すっかりお正月モードですが、教会暦では、待降節の次に降誕節が1月6日まで続きます。もうしばらくの間、待ちに待ったクリスマスを喜ぶ季節を過ごしたいと思います。

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